定期預金の話

日本では1994年まで、永らく民間銀行の金利は公定歩合と連動するように規制されていました。しかし、政府は同年の金利の自由化などの金融制度改革により、金融機関に対する「護送船団方式」の放棄を実行しましたが、折り悪く1997年にはアジア通貨危機に端を発した1998年の長銀国有化、日債銀国有化へと繋がる金融不安が起こりました。大手銀行も合併、再編を余儀なくされるなど、こうしてバブル経済の終焉以降長らく続く不況は低金利時代を招き、預金利息も影響を受け、今や普通預金も定期預金もさほど利息が変わらないところまで下がっています。

その間、不動産、外国為替市場、国内外の株式市場、債券市場、先物取引を利用した従来からの投資に加え、そのノウハウから派生し、更にギャンブル的要素が強いものを含め、最近では様々な資産運用のノウハウが登場しています。どれもが小額から運用可能かつ高利回りを前面に押し出して顧客獲得に躍起になっています。それでも、我々個人にとっては今でも最も安全な資金運用の手段の1つとして定期預金は存在しています。

ここでは定期預金の歴史から、現在最も有利な運用方法など、改めて定期預金というものについていろいろと調べてみました。ひとつでもご参考にして頂ければ嬉しいです。

なお、文中の金利やその他の数値的なものは全て2013年1月時点のものであり、現在では変更されている可能性がありますので、お含み置きください。